ミサミサの2019課題曲Ⅰ「あんたがたどこさ」の主題による幻想曲解説!#4
ミサ
年齢不詳。どこかの学校で吹奏楽を教えているらしい・・・?楽器の練習に関して性の方面からアプローチする第一人者。バチェラーが好き。
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練習番号K(134小節目~)
きたわよ~K~。
嬉しそうですね。
まず私だったらK前からのサスペンドシンバルは少し大きめにするわね。
どうしてですか?
その方がトロンボーンのメロディが靄の中から現れた~!って感じするじゃない。あとここのメロディがトロンボーンだけっていうのもポイント高いわね。
トロンボーンの個性出しまくってますからね。
そうよ。あなた、この曲は何の主題だったかしら?
「あんたがたどこさ」・・ですよね?
そうね。ここまではね。
でもここからは「あんたがたドヤさ」よ!
この曲を吹く全国のトロンボーンの皆さんには是非ドヤって欲しい!
わ、分かりましたって(;´Д`)
あとピッコロ、フルート、グロッケンはしっかり華を添えるようにやってほしいわね。
トロンボーンはメロディから裏方に変わった時に雰囲気を持ち越さないようにバトンパスを華麗にしなさい。
あとは基本的にこれまで出たパターンの繰り返しだからバランスや曲の中のどの場面か、ということに気を付けて演奏することね。
練習番号L(151小節目~)
Lです。
Lはいよいよ終盤に向かう雰囲気が出てきました。
比較的高音パートが担当・・・というか木管だけなのね。
木管らしさのアピールポイントですね。
そうね、ここもアンサンブルやってるような気持で歌い上げてほしいわ。
Mに入るといよいよみんなで最後に向かうからこういう薄目の編成でほっこりできるのは今だけなのよ。
じゃあ前後のパートと違う色彩を出すという感じで音楽を作りたいですね。
そうよ。
練習番号M(166小節目~)
Mです。
ここまでくるともう集大成という感じで何も言うことがないわね。
なんとなくマンネリになってきただけじゃなくてですか?
だまらっしゃい!!
テヌートの音は拍いっぱいにたっぷり演奏するのよ。
練習番号N(178小節目~)
Nまできました。
音型のパターンやフレーズの運びとしてはここまでで出てきたのばかりね。
でも最後にユーフォのソロがありますよ。
楽譜にはSolo指定がないから厳密にはソロじゃないわよ。
あ、そうなんですね。じゃあ二人で吹いてもいいと。
とはいえ、一人で吹くのをおススメするけどね。
最後はほとんどのパートが1小節明けてから締めの音を吹きます。
最後まで音が汚くならないように、注意しなさいね。ffでアクセントでも汚くなるのだけは絶対にダメよ!
おわりに
ありがとうございました。
この曲、とってもいい曲よね。
ぼくもそう思います。
たぶんマーチの方に流れちゃうバンドが多いと思うけど、こっちも是非是非たくさんのバンドに演奏してもらっていろんな解釈・表現を聴いてみたいわね。
そうですね、今年はマーチが3曲ということもあって吹奏楽オリジナルはこれだけですもんね。(Ⅴを除くと)
拙い説明でしたが、ついてきていただきありがとうございました。
あ、ありがとうございました。
お、素直ですね。
だまらっしゃい!
ミサ
年齢不詳。どこかの学校で吹奏楽を教えているらしい・・・?楽器の練習に関して性の方面からアプローチする第一人者。バチェラーが好き。
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