ホルンのオススメ教則本

ホルンの皆さんこんにちは。

今回は私のオススメの教則本を初級編~上級編に分けて紹介させて頂きます♪

教則本の他にも演奏に役立つ本を紹介しますので、読んでみてくださいね!

初級者向け教則本

まず初心者の方におすすめしたい教則本はこちらです。

ホルン教本 (管楽器メソード・シリーズ)

ホルン教本 (管楽器メソード・シリーズ) 元NHK交響楽団ホルン奏者の山本真氏の教則本です。 この教則本の特徴は、たくさんの情報がとても簡単にわかりやすく記してあることです。

楽器の構え方や、アンブシュアは最初にしっかりと押さえておきたい項目です。

この教則本ではそう言ったことを特に詳しく書いてあります。 また、写真も豊富で分かりやすいのが特徴です。


各章のレッスンごとに簡単な曲が載っているので、曲を吹きながら基礎を学ぶことができます。 演奏のテクニックを身につけるのと同時に、歌心を身につけることができる一冊です。

誰もがよく知っている有名な曲を、ソロやアンサンブル等に編曲されていますので、ホルンの仲間たちと演奏できますよ!

中級者向け教則本

中級者の方にオススメしたい教則本はこちらです。

パワーアップ吹奏楽! ホルン

パワーアップ吹奏楽! ホルン日本フィルハーモニー交響楽団客演首席奏者、丸山勉氏が初歩的なことから丁寧に分かりやすく解説されています。

吹奏楽に合わせた新しい形の教則本で、吹奏楽に必要な知識から、アンサンブルの演奏を上達させるコツまで、わかりやすく載っており、実践的な楽譜も載っています。

仲間の音を聴くコツや、合奏が上手くなる方法など、初級者から一歩進んだ内容となっています。

上級者向け教則本

フレンチホルン演奏技法 フィリップファーカス

フレンチホルン演奏技法 フィリップファーカス 著/守山光三 訳上級者の方にオススメの教則本は、アメリカのホルン奏者、フィリップファーカスの書いた教則本です。英語を翻訳したものなので、表現がすこし難しいところもあります。

割合的に、楽譜よりも解説が多いです。

お手入れ,姿勢,呼吸法など基本的なことに対する助言も、事細かに書いてあります。

フィリップ・ファーカスの長年の経験を後世に伝えようと書かれた本ですので、全て理解しようとするのはとても難しく、毎回助言を読むたびに新たな発見がある、魔法の様な教則本です。

載っている楽譜もホルンを始めて6年以上の人(上級者)が演奏するような難しいテクニックのものが多いです。

その他教則本、エチュードの紹介

ホルンのためのトレーニングブック

ホルンのためのトレーニングブック(現在は絶版しています。)は、持っていて損はない、初心者~中級者向けの教則本です。

元NHK交響楽団主席ホルン奏者の松崎裕さんの著作です。 スラー、タンギング、ロングトーン、リップスラーと、基本的な奏法が、易しい音階、易しい音域で学ぶことができます。

新版 朝練ホルン 毎日の基礎練習30分なかなか手に入らないと思いますが、有名な本なので、ホルンを長年やっている先輩、ホルンの先生に持っているか聞いてみましょう!

また、この本に似たもので、新版 『朝練』ホルン と言う楽譜もあります。初心者から始められ、朝の30分間で練習できるように記してある教則本です。

リトル: ホルンのためのアンブシュアのための練習曲/CPP/ベルウィン社

リトル: ホルンのためのアンブシュアのための練習曲/CPP/ベルウィン社 こちらもオススメです!

リトル,ホルンのためのアンブシュアのための練習曲。こちらは初級者~上級者向けです。

この本ではホルンの要、リップスラーが学べます。この本に載っているほとんどの楽譜がF管で演奏することができますので、学校で借りている楽器がF管!と言う方は是非一度吹いてみてください。

お次は、技術的なことを学べるエチュード集です。

コプラッシュ ホルンのための60の練習曲集第1巻、第2巻

コプラッシュ : 60の練習曲 第一巻 (ホルン教則本) カール・フィッシャー出版 コプラッシュ : ホルンのための60の練習曲集 第2巻/カール・フィッシャー社コプラッシュ ホルンのための60の練習曲集第1巻、第2巻です。 こちらは中級者~上級者向けのエチュードです。

どれもキツイ楽譜が多いですが、演奏技術、演奏するための体力が鍛えられます。

例えば、とても長いパッセージや、とんでもない跳躍、運指の難しい速いパッセージなどとても練習しがいのあるエチュード集です。

知っていると面白い!身体の本

歌手ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと

歌手ならだれでも知っておきたい「からだ」のことこの本は歌い手さんのための本ですが、楽器を吹くために大切なこと、通ずることがたくさん書いてあります。

自分の体の仕組みを知ることでより鮮明なイメージが湧きますし、楽器を吹くときの構え方、姿勢を研究するヒントにもなります。

息を吸うと何処にどう入っていくのか、何処がどのような動きをするのか。 具体的にイメージできる様になりますよ! ホルンは歌うように演奏する!まさにそんな演奏ができるようになる大事な助言が書いてあります。

おわりに

まだまだ紹介しきれないほど、たくさんの教則本、エチュードが存在します。このページを読んで、まずはどれか一冊試してみよう!というような感じで、自分の一冊目を選んで頂ければと思います。

教則本は一冊持っていればいい。というわけではなく、できるだけたくさんの教則本を読むのが好ましいです。

また、一度読んだらお仕舞いではなく、スランプになったとき、以前より上手くなったときに、また読んでみる。すると、以前とは違った感覚で教則本を読めたり、新しい発見をしたりできるところが本当に面白いですよ!

先生にレッスンを受けることもとても大事ですが、教則本は自分で読んで自分で考え、自分で解決する、とても大事なプロセスが詰まっています。

試行錯誤しながら、楽器を楽しんでください♪

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