怒られたり指摘されたりしたときにできる言い訳11こ

suipedian

このサイトの企画、制作、保守全般を担当。 音楽略歴:トランペット10年、ピアノ2年 音楽やってる人を応援したい。

毎日練習をしてると、先輩や先生に怒られることってありますよね。 たまにならいいですが、いつもだと落ち込んでしまいます。

ただ、私思うんです。怒られたり指示されたりすることに考えなしに従うのはいかがなものだろうと。 こういう悪しき文化がね、今の日本の課題を作り上げる温床になっているんですよ。

YESマンしか部下にもたない上司やその会社はゆくゆくは世間とずれた方向に傾きだします。

怒られたとき、指摘されたとき、もっと毅然とした態度で対応していれば違った未来があったのでは!?そんな想いを綴ってみました。

もっとだせ

たぶんどのパートでも一度はいわれますよね。「もっとだせ」。こっちは限界まで出してるのに言われると気分が萎えます。

そういうときはこう言ってみよう。

私が本気出したら私の音しか聞こえなくなりますけどいいんですか?

いいから出してみろって言われたら終わりですね。

へたくそ

「このへたくそが!」って声は全く建設的じゃないですよね。この言葉を聞いて奮起する個性の持ち主ならまだしも萎れるタイプだと全くの逆効果です。実際に言われたことあるけどご褒美くらいにしか思いませんでした。

そういうときはこう言ってみよう。

僕みたいに下手な人がいた方が先輩のうまさが際立つんですよ。
先輩知ってます?会社では少し仕事ができない部下の方が可愛いんです。なぜかって?自分の立場を脅かさないから(ドヤ。

いいよ。脅かしてみなよって言われたら「いや、いいっす。先輩に悪いっす」って言いましょう。

走るな

トランペットやメロディパートに多い気がするんですが、テンポより速く吹いちゃうと言われます。「走るなコラァ」

そういうときはこう言ってみよう。

このくらい疾走感出した方が客に臨場感が伝わると思うんですよ。
つまりぼくが早いんじゃない。みんながぼくについてこい!

「たしかにそうだ!」とはならないのが現実世界の厳しいところ。指揮者と奏者の主従に似た関係は納得しがたいときもありますよね。

もっと歌って

メロディを吹くときにたまにきくフレーズ。歌うように演奏するって大事ですよね。

そういうときはこう言ってみよう。

あんまり情緒的にしてしまうと、この作曲者の意図を損なう結果になりません?

なりませんよね。どんな演奏聴いてても「いや歌いすぎぃぃい!!」っておもったことないですし。指摘に抗うのって結構不毛なんですね。

ビブラートかけろ

サックスやフルートの人が言われてるのを聴いたことがあります。

そういうときはこう言ってみよう。

待ってました!実はあえてビブラートをかけないことで
その指摘が来るのを待ってたんですよ。よくぞしてくれましたね。あなたは私の指揮をするに足るお人だ。

指揮者を試すスタイルは逆鱗に触れる可能性があります。学生指揮者相手ならまだしも舐めたやつだと思われかねません。

ちなみに私が高校のころの顧問は「まっすぐな演奏で非常にいい!」とわざわざ皮肉って指摘するタイプの人でした。実際「褒められた!」と受け取る部員もいました(笑)。

喋ってないで練習しろ

ずーっとおしゃべりして中々練習を始めない/練習に戻らないというのは吹奏楽部員あるあるではないでしょうか。

そんなときはこう言ってみよう。

これはウォームアップなんですよ、唇の。これから練習するにあたって今の私にバズィングはまだ早い。もう少し「おしゃべり」という名のアップが必要です。

ずーっと引きこもりのニートくらいしか通用しそうにないセリフですね。なぜなら一日をほとんど喋らずに過ごすから。それにしても、ずっとしゃべる人は何しにきてるんだろう・・・。中学のときいた。

楽譜をなくしたことを糾弾されたとき

楽譜がどこかにいってしまった!っていうとき、焦りますよね。しかもそれが先輩や先生にばれたとあっちゃあたまりません。

そういうときはこう言ってみよう。

暗譜力を試そうと思いまして。楽譜を手元に置いておかないというリスクを背負った方がより記憶から引き出せると思いまして。

暗譜の練習は確認できる楽譜があってこそですよね。ただちにコピーを取らせてもらうか、探しましょう。

テンポに遅れてるぞ

演奏に精一杯なときなど、テンポを気にしてる場合じゃないときに起こりがちです。

そういうときはこう言ってみよう。

みなさんが逸(ハヤ)りすぎなんですよ。そんな前のめりに演奏してると転んでしまいますよ。
もう少し落ち着いた品のあるテンポでやりません?

自分にとって都合のいい方向に誘導したい言い分ですが、ただの頭のおかしなやつと思われる恐れもあります。少し高飛車な雰囲気を出すと効果的です。

音外すな

トランペットやホルンは音を外すことがままあります。

そういうときはこう言ってみよう。

いや~あえて外してみたんですよね。こっちの音もありなんじゃないかと思って。

パート練習までですね。こんなこと言ってられるのは。

♭、#を落とすな

慣れない調性の曲でよく起こります。

そういうときはこう言ってみよう。

ち、違うんです!先輩はノーミスで吹いてて、私は凡ミスをする・・・これ、何か気付きません?そう!先輩はすごいってことです!そのことに気付いてほしくて私はみんなで作る音楽をも犠牲にして先輩の自尊心を優先したんです。

先輩を思うが故、という姿勢を貫き通すことでどうにか取り入ろうとする作戦です。その気があるなら臨時記号に気をつけましょう。必死さを出して熱弁すると効果抜群です。

音程悪すぎ

音感がないころはチューニングでもブイブイ言わせますよね。

そういうときはこう言ってみよう。

逆にすごくないすか!?こんな音程の悪さを出せるって

実際に言ったら「いいから早く治して」って言われたことあります。

おわりに

ざーっと書いてみましたが、いちいち反論するのは不毛だなって思いました。でも指揮者や先輩との良好な関係性っていうのは演奏をするうえでも大切です。

冒頭で述べた日本の課題とはあまり関係ないですね。

はい、すみません。ありがとうございました。

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