フルート奏者の知っておきたい奏者やおすすめCD、楽曲(ソロ)の紹介

ゆっふぃー

某音大卒業のフルート吹きです。普段は小さな会場で演奏活動を行ったり、教えたり、コンテンツ制作のお手伝いをしたりしています。 漫画が好きでほぼ毎日読んでいます。 使用楽器はムラマツの14k Gold(9k mech.) SRです。

毎日練習に明け暮れていてなんだかマンネリ化してきてしまっている、そんなことはありませんか?

楽器は練習することはもちろん大切ですが、プロの演奏を聴き目標を定めることも成長を大きく促します。

そこで、今回はおすすめの奏者やCD、フルート奏者なら知っておきたい楽曲をご紹介致します!

知っておきたい奏者とおすすめCD

「プロ」というと欧米の奏者を思い浮かべる方も多いかと思いますが、実は日本のフルート人口は多く、日本人奏者は繊細で魅力的な演奏をする方がたくさんいます。

ここからは欧米の奏者はもちろん日本人奏者もご紹介したいと思います。

高木 綾子

日本の女性奏者からです。

高木綾子は情熱的でパワフルな一面も持ちながら女性らしい繊細さも垣間見れる、魅せる演奏の持ち主。

深い音色と集中力の切れない演奏には圧倒されること間違いなしです。女性には是非聴いて頂きたい奏者です。

▼おすすめCD
シシリエンヌ~フルート名曲集「フルートらしい曲」を集めたCDです。
高木綾子の巧みな表現がたくさん詰まっています。

アマチュアの人にも馴染み深い曲がたくさんあるので、発表会などで吹く曲に迷っていたら参考になるでしょう。

上野 星矢

多彩な音色と確かなテクニックは老若男女問わず引き込まれる演奏です。

どんな曲にも自分らしさを忘れず、曲を通して彼のたくさんの思いが伝わってきます。

ツイッターでは独自の練習法なども公開されていますので、見る価値大ありです。

▼おすすめCD
デジタルバード組曲プーランクなどフルートの外せない名曲はもちろん、邦人作曲家の作品も積極的に取り入れています。

彼が曲を通してあらゆるものを表現するので一枚のCDで飽きることがありません。

斎藤 和志

現代曲のスペシャリストでありながら、古典的な曲も吹きこなす、なんでもできる奏者といえるでしょう。

日本に循環呼吸(*)を広めた第一人者です。

YouTubeで公開されている動画はフルートでこんなことができるんだ、という衝撃を与えられます。

▼おすすめCD
ベルトミュー:猫(ザ・フルート・カルテット)彼の所属するフルートカルテットのCDです。

4人の個性とアンサンブル能力、どちらも感じられる見事な演奏です。

吹奏楽のアンサンブルコンテストでしばしば演奏される楽曲も入っています。

ジェームズ・ゴールウェイ

アマチュアの人気が抜群に高い人です。

彼にしか出せないであろう柔らかくて包み込むような音色は、一度聴いたら虜になってしまう人がたくさんいます。

どの曲を聴いてもゴールウェイの温かさに包まれるので、長年のファンが多いのも頷けます。

▼おすすめCD

ウィング・オブ・ソング歌劇や映画などのおいしい部分がたくさん詰まったCDです。

ゴールウェイの音色を最初から最後までしっかりと堪能できます。

エマニュエル・パユ

フルートの可能性を広げた人、といっても過言ではないでしょう。 楽曲や和音に応じて巧みに操る音色は一音たりとも聞き逃したくない、そんな演奏をしてくれます。

繊細なp(ピアノ)から荒々しいf(フォルテ)まで、表現の幅の広さには驚かされます。

▼おすすめCD

モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲、フルート協奏曲第1番&第2番 天才モーツァルトと天才フルート奏者の共演です。

モーツァルトの緻密さと、遊び心、とくと堪能できるCDとなっています。

デニス・ブリアコフ

この音を聴いたら一瞬でブリアコフとわかる、というくらいこの人にしか出せない艶やかな音です。 艶やかで輝かしくフルートってなんて素敵な楽器なんだろうと思えます。

また、圧倒的な技術力にも目を見張ります。

▼おすすめCD

デニス・ブリアコフ(フルート)華麗なフルートの世界CDのタイトル通り華麗な作品、演奏が盛りだくさんの一枚です。

軽やかにどんなフレーズも吹きこなしてしまうので、楽曲の難しさを全く感じさせませんが難曲も入っています。

知っておきたい楽曲(ソロ)

吹奏楽やオーケストラの曲はよく吹いているから知っているけど、ソロの曲はあんまり知らないという方も多いと思います。

自分で探そうにもたくさん曲があるのでどこから入ったらいいかわからないという方、是非こちらをご覧ください。

外れのない「名曲」をご紹介いたします。

「アルルの女」よりメヌエット G.ビゼー

この曲を知らないという人は限りなく少ないのではないでしょうか。

誰もが耳にしたことのある有名な曲です。ハープを中心とした管弦楽の伴奏に乗ってフルートがこの澄んだメロディーを奏でます。

アマチュアの人もよく演奏する楽曲で、ピアノやハープの伴奏でよく演奏されています。 「なんか吹いて」と言われたらこの曲を吹けばフルートらしさ抜群で喜ばれること間違いないでしょう。

フルートソナタ F.プーランク

怪しさ、憂鬱さ、不思議さ、明るさ、元気の良さ…などこれだけたくさんの色が詰まった楽曲もなかなかありません。

ピアノ伴奏による3楽章のソナタで、フルートの魅力を最大限引き出してくれます。

フランス楽曲らしく颯爽とかけていく旋律やリズミカルな旋律、多彩な和音は表現することの大切さを教えてくれそうです。

フルートソナタ「ウンディーネ」op.167 C.ライネッケ

こちらの楽曲はドイツの作家フーケーの悲恋物語「ウンディーネ(水の精)」にインスピレーションを受けて作られました。

4楽章構成で、1楽章では水や波を表現しためまぐるしいメロディー、2楽章では精神の飛翔と人間界との対比、3楽章は愛の対話、4楽章では魂の叫びのような悲しく苦しい旋律が響き追憶を迎えます。

物語を知ったら涙なしには聴けないような、せつなく悲しい作品です。

シランクス C.ドビュッシー

無伴奏でギリシャ神話を題材にした作品です。3分以内ほどで終わってしまう短い曲なのですが、あらゆる技術が要求されます。

長いフレーズ感、音の動静、音色の変化、曲の解釈など様々な要素が詰まっているので、プロの奏者でも一人一人全然違う演奏をします。

短い曲なので聴き比べをしてみると面白いかもしれません。

アンダンテとロンドop.25 F.ドップラー

フルート2本とピアノの伴奏の楽曲です。ドップラーは弟がいるのですが兄弟揃ってフルート吹きで、息の合った二重奏を度々披露しており、そのために制作した楽曲の1つです。

1stも2ndもどちらも大切で、呼応しあうような場面とぴたりと呼吸を合わせないといけない部分があり、アンサンブルする楽しさを教えてくれるようです。

プロのフルート奏者もこの作品のファンは多く、コンサートでもよく演奏されます。

おわりに

憧れの奏者や楽曲は見つかりましたか?

見つかった方もそうでない方も、ここでご紹介したことを入り口にどんどん自分の好きな音や曲を見つけてくださいね。

一人でも多くフルート愛好家が増えることを願っています。

ゆっふぃー

某音大卒業のフルート吹きです。普段は小さな会場で演奏活動を行ったり、教えたり、コンテンツ制作のお手伝いをしたりしています。 漫画が好きでほぼ毎日読んでいます。 使用楽器はムラマツの14k Gold(9k mech.) SRです。

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